IMAP4 (Internet Message Access Protocol ver.4) はサーバのメールボック
スからメールを取り出すためのプロトコルです。全ての受信済みメールをサーバ側で
集中管理している点が POP3 と異なります。
- ユーザの端末が変わっても過去のメールを参照できる
- クライアントのディスク容量が少なくて済む
- サーバがダウンすると全ユーザの過去のメールも読み出せなくなる
- サーバ側に全ユーザの全メールを保存できるだけの大容量ディスクが必要
これによりシンクライアントやレイアウトフリーのオフィス、複数台の PC を使い分ける
ユーザなどに向いています。
Solaris 10 の Companion DVD には imapd が含まれていますので追加インストールを
行います。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_Software_Companion/Solaris_i386/Packages/
# pkgadd -d `pwd` SFWimap
# pkginfo | grep SFWimap
system SFWimap Imap - mail server daemon and utilities
続いて inetd.conf を編集して inetd 経由で imapd が起動されるよう設定します。
# vi /etc/inet/inetd.conf
...
# 以下を追加
imap stream tcp nowait root /opt/sfw/sbin/imapd imapd
inetd.conf を修正したら inetconv を実行して変更内容をリポジトリ (管理データベース)
へ登録します。
# inetconv
inetconv: 注意: 100235/1 のサービスマニフェストはすでに /var/svc/manifest/
network/rpc/100235_1-rpc_ticotsord.xml として生成されています。スキップします
imap -> /var/svc/manifest/network/imap-tcp.xml
imap-tcp.xml をインポートしています ...完了
# svcs -a | grep imap
online 18:16:10 svc:/network/imap/tcp:default
# netstat -a | grep imap
*.imap *.* 0 0 49152 0 LISTEN
これですぐに IMAP4 が起動します。